突然ですが皆さん、一度は持ってる本のリスト作成を、考えた事が有るのではないでしょうか?
しかし、1冊・1冊・タイトルを打ち込んで、作者を打ち込んで・・・と考えると作る気力が無くなってしまいます。
でも、本は日々増えていく・・・(^^;
そんな方におすすめするのが、
Books for Mac OS X
です。
どんな事が出来るのかと言いますと・・・
書籍の裏にはバーコードが付いています。これは、ISBNと呼ばれる世界共通の書籍を管理する番号をバーコード化したものです。
この番号が分かれば、本を特定する事が可能なのです。
最近のMacには、iSightと言うカメラが標準で付いています。
そのiSightをバーコードリーダーとして使い、
書籍の情報を自動でデータ化出来てしまう
アプリケーションなんです!
しかも・・・
タダ!(有志で寄付は出来ます)
まずは、リンク先からダウンロードします。(ダウンロード・インストールは自己責任でお願いします)
この記事を書いている現在3.2.5aが最新の様ですが、ベータ版なので、私は3.2.4をダウンロードしました。
英語のHPですが、アプリケーションは日本語表示されます。
アプリケーションを起動して、まずする事は、
「BOOK」ー「環境設定」を選択します。
写真のウィンドが表示されると思います。
そこで、「メイン」タブの「クイックフィルプラグイン」を「Amazon JP(ECS4)」に設定します。
この設定は、バーコードから読み取ったISBN番号を、日本のAmazonから書籍情報を取得する。と言う設定です。
設定が終わったら、いよいよ本の登録です!
「新規リスト」ボタンを押して、登録する本のカテゴリを入力します。
そして、「新規書籍」ボタンを押すと、書籍の情報を入力するウィンドが表示されます。
色々入力出来る枠が用意されています。
手で入力しても良いのですが、やはりここは自動入力!
ウィンドウ下のISBN欄の隣にあるハンディカムの様なアイコンをクリックします。
すると・・・
真ん中に赤い横スジがあるiSightウィンドウが起動します。
この赤いスジの所に、バーコードをかざすとバーコードを読み取ってくれます。
写真は、バーコードをかざしている所です。
読み取りが完了すると、先程の新規書籍のウィンドに戻ります。
ISBN欄に数字が入力されていると思います。
さて、ここからがBooksの便利な所です!
ウィンドウ右下の「クイックフィル」ボタンをクリックします。
すると、先程設定したAmazon JPから情報取得が始まります。
見事書籍情報が見つかると、写真の様に書籍情報と書籍の表紙写真が表示されます。(表紙の写真は無い場合も有ります)
書籍情報が見つからなかった場合は、何も表示されていない写真のウィンドウが表示されます。
その場合は、Amazon JPを他の国に変更して検索する事で見つかる可能性があります。
表示された内容でよければ、「保存」ボタンを押します。
どうでしょう!
何も入力していない新規書籍ウィンドが、今検索された情報に書き変わっています!
後は、どんどん登録するだけで、
マイ・ブック・リスト
が出来上がって行きます!
これだけ簡単に登録出来ると、なんだか面白いです。
書籍の情報を表示してみると、タイトルや出版社意外にも色々登録出来ます。
本のレビューや、入手日なんてのも有ります。
面白いのは、貸出記録があり、誰に貸したか登録出来る様になっています!
これで、
「そう言えば、あの本見当たらないけど誰かに貸したっけ・・・?」
なんて事が無くなります。
あと、沢山登録して行くと、特定のタイトルをまとめて表示させたい!
と思うと思います。
これも可能です!
「新規スマートリスト」アイコンをクリックすると、写真のウィンドウが表示され、絞り込む内容を登録出来ます。
写真では、「タイトルにドラゴンボールを含む」と言う設定になっています。
これでOKボタンを押すと・・・
写真の様に、綺麗に登録されている「ドラゴンボール」だけが表示されます。
なかなかいい感じだと思いませんか?
と、
ここまで出来る内容を書いてきましたが、もちろん出来ない事も有ります。(何かしたら出来るかもしれませんが)
1、雑誌は検索出来ません。
雑誌にもバーコードが有りますが、これは、”雑誌コード”と呼ばれる雑誌専用のバーコードで、
このアプリケーションはISBNしか検索してくれません。
ん〜雑誌も検索してくれたらな〜
2、登録した書籍のソートが出来ない。
これは、結構痛いです。
コミックとかだと、やはり、1巻から並んでほしいのですが並べられません。
設定で、「名字で並べ替え」と言う項目が有るのですが、
チェックを入れても一定の法則で並んでいる様には見えません。
もしかしたら、英語だと並ぶのかもしれません。
これは、左端に有るリストにも言える事で、自由にリストの順番を変える事が出来ません。
せめて、リストとスマートリストを分けて表示出来ればな〜と思います。
とは言え、
タダでここまで出来るアプリケーションはそうそうないと思うので、
かなり重宝
する事には変わりません。
皆さん、よろしければお試し有れ!