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2009年9月14日月曜日

BALLAD 名もなき恋のうた

BALLAD 名もなき恋のうた観ました。
7/10点
って感じです。
この映画は、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を原作に実写化した作品です。
全体としては、どの世代の人にも安心して観れるファミリー映画になっていると思います。
以下は、今作を観た後に原作アニメを観ての感想です。
あわせて僕自身が、「クレヨンしんちゃん」の様な、絵がヘタウマ(パット見ると下手っぽいけど味が有る・実際描くのは難しいなど)な漫画・アニメは基本的に合わない。
それと、しんちゃんの様なネバ〜としている声が苦手。
と言うのが有って、「クレヨンしんちゃん」のファンの人が原作と比較する感想と違うと思います。


本編の内容が書いてありますので、観ようと思っている方は注意してください!!!



良かった点:
・城などの実写化に伴う違和感がかなり軽減されている。
 実写を観た後で、アニメを観るとよく再現したな〜と感心します。多少CGっぽく観えますが、気になる程ではなく良く出来ていると思います。パンフレットで見たVFX製作話で、城の砦を囲むシーンで、手前の兵士がCGで後ろの兵士が実写と言うのには驚きました。基本的に手前はよく目が行き、あらが目立ち易いので実写にし、後ろの方はそんなに目がいかないのでCGとなりますが、そうではないので、CGと実写の合成技術&邦画もここまで出来るんだな〜と感じました。
・合戦の実写化に迫力があった。
 長柄(槍)同士での戦い・鉄砲を防ぐ為の竹束の盾の使用・堀を上ってくる敵との攻防などが良かったです。良く有る合戦シーンと言えば平原での戦闘ですが、今作は小規模な城(ほとんど砦)での戦闘なので良かったです。合戦シーンは、殆どアニメの内容の実写化で、逆にアニメが良く出来ていたと思います。レンタルDVDの特典の設定資料で、色々細かく武具などの設定を描いてあり驚きました。とても「クレヨンしんちゃん」の映画の設定資料には見えませんでした。アニメ制作者のこだわりが感じられます。
・殺陣の迫力があった。
 草彅剛さんの殺陣が意外(失礼(^^;)にかっこ良く力強かったです。特に、最後の大沢たかおさんとの決闘は緊張感が有り見応えが有りました。実際はアニメの様に大名が直接決闘する事なんてあり得ないんでしょうが、そこはフィクションであり、実写版は井尻又兵衛・廉姫・大倉井高虎との関係をクローズアップしているので話の盛り上げ上こうなるのだと思います。
・セットが良く出来ていて臨場感が有った。
 城の砦・城下の家々・井尻又兵衛の家など臨場感が有りよく出来ていると思いました。
・鎧などの衣装が良く出来ていた。
 武具の重量感、母衣を背負った兵士、袖印(そでじるし)を付けた兵士など実際にあった設定の盛り込みが良かったです。一部アニメにもあったものの再現も有りますが。
・現代的な小道具を印象的に使っていた。
 携帯電話で写真や動画の撮影や、兵士の記念撮影が有りがちだが印象的でした。特にエンディングでの携帯電話で撮影した動画を小さく流す演出は、もう会う事の無い井尻又兵衛やその時代の人達を印象深く思わせるシーンでした。写真に対するリアクションはちょっとと思う所も有りますが、そこはご愛嬌という感じでね。

気になった点:
・草彅剛さんの滑舌があまり良く無く聞き取りづらかった。
 昔の言い回しで尚かつ、まくしたてたり、勢い良く大声で叫ぶ等の台詞で、話しにくいとは思いますが、聞き取れない台詞が幾度か有ったので。ただ単に僕の聞き取りが良く無いのかも知れませんが(^^;
・画面が明るすぎる。
 アイドルの人達が出演しているので、そんなに観づらくする事は出来ないとは思いますが、全体的に明るく感じました。特に、部屋の中でのシーンが明るすぎると感じました。本当にローソクや囲炉裏だけでの明るさは無理ですが、昔の部屋と言う印象を持てる位の明るさが良かった様に思います。
・最後に井尻又兵衛が撃たれる話
 原作の通りなんですが、原作の場合しんちゃんの印象が強く残る作りなので、しんちゃんがこの時代に来なければ、この数日間の時間は井尻又兵衛には無く、廉姫とのやり取りも無かったので、悲しい話では有るが井尻又兵衛と廉姫にとっては、しんちゃんがこの時代に来た事は良かった。と思えますが、今作の場合しんちゃんである川上真一は、タイムスリップして来た子供が昔の人達と楽しく交流している程度の印象しかないので、原作程、川上真一がこの時代に来ていなければ・・・とは思えませんでした。僕の場合今作を先に見ているので、より違和感を感じました。最後のシチュエーション変えても良かったんでは?と思いました。

総評:
全体としては、奇を狙った所は有りませんが、安心して見れる作品だと思います。
僕的には、「クレヨンしんちゃん」がそれ程っていう印象なので、原作を観ても「クレヨンしんちゃん」でこんな話出来るんだな〜とは思いましたが、さほど感動とまではいきませんでした。しかし、実写の方は印象的な部分が所々有ったので、原作をエッセンス程度にして再構築した方がもっと印象的な映画になったのでは?と感じました。
しかし、家族みんなで安心して観れる数少ない実写映画なので
お勧めします!

2009年9月5日土曜日

サマーウォーズ

サマーウォーズ観ました〜
ま〜面白かったです。
なぜ、ま〜かと言うと、扱っている世界観に共感・理解が出来るかどうかで、かなり観やすい映画かそうでないかが変わると思います。
特に、ネットの仮想世界・アバター・アカウント・ゲームなどの言葉の理解や、その事に対しての観る人の関わり度で映画の評価がかなり違う物になると思います。
以下本編の内容に触れる部分が有ると思うので、

観ようと思っている方は
読まない様にしてください!


どんな作品でも、
共感・理解出来るかどうか = 評価
なんですが、
前作の「時をかける少女」の様に、学生生活・恋愛話・時間を行き来出来ると言う世界観は殆どの人が瞬時に共感・理解出来るのに対し、ネットの仮想世界・アバターなどと言うのはまだまだどうなんだろうと感じます。
監督がどの辺りのユーザーをターゲットにして作られたのかは分かりませんが、ネットのアカウントが使用出来なくなる事や、ネット上の自分の分身であるアバターに対してどれだけリアルに思えるかで、物語の最大の山場である、主人公と大家族陣内家の人達が命をかけてネット世界の化け物に挑むと言うのが、見せ場になるかどうか?って思えます。
物語の設定上、世界の殆どの人が「OZ」と言うネットサービスの恩恵を受けていて、このネットサービスを守らねば現実世界でも多大なる影響が出ると言う事になっています。
しかし、僕の感じ方ですが、映画を見ている人達のネット上のツールやコミュニケーションのサービス利用の仕方って、今使い易いとか人気のサービスだからって感じでの利用で、そのサービスが使えなくなったりとかしても、同じ様な事が出来る別のサービスが出来ればそちらへ移動って言う様に、すごくライトな考えでネットに接しているのではないかと感じます。
そのライトな考えに対して、もっとリアルな人間関係を・・・と言う警鐘を促しているシーンも有りますが、アナログな何かでネットの化け物を倒し、もっとリアルな・・・という感じでは無く、ネットはネットで対決して解決すると言う感じになっているのでどうなのだろう?と思えました。
あと、キャラクタの音声が、なんか映像と分離している様な感覚を受けました。
キャラクタの音声は音声だけの世界で動いていて、映像は映像の世界で動いていて・・・って感じで・・・
声を演じている人がどうと言う話ではなく、聞こえる感覚としてです。ってなんかよく分からない言い方ですが(^^;

と、色々面白くなさそうな事を書きましたが、ネットやアバターなどに対しての理解度が有る程度有れば、
間違いなく楽しめる作品
だと思います。
映像は綺麗ですし、CGの良い所が前面に出ていて見応えがあります。
特に、手書きでは無理であろうネットの化け物の表現は、大画面で観るのがお勧めです。
作った人大変だっただろうな〜(^^;

2009年7月6日月曜日

ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破

かなり久しぶりの更新です(^^;
「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破」を観ました!
結論から言いますと
「いや〜良かった!久しぶりにかなり感動感激しました!」
です。
はっきり言って、お勧めです!
しかも大スクリーンの劇場鑑賞をお勧めします。
映像もさることながら、今回は音関係で結構「ニヤ」っとする箇所がいくつか有りより楽しめました。
ただ、「エヴァ」初心者の方も含めて・・・となると多少難しいですが、それはシリーズ途中の作品の場合、どの作品にも言える事なので多少理解しづらい面は仕方ないと思います。
それでも、旧劇場版に比べるとかなり「初心者お断り」的雰囲気は少ないと感じます。
ただ、次回作はかなりコアな話に突入する事が予想されるので、ここが予備知識無く観始める最終地点かな〜と思います。
前作から観て来た人間としては、10数年経って再度制作される作品に対して疑問の部分が大きかったのも事実で、観る側がこうなんだから、制作されるスタッフの方々のプレッシャーは計り知れない物があると思います。
特に「エヴァ」ファンはこだわりの大きい方が多いと思いますし・・・
リメイクと言えば、「エヴァ」の前に、「Zガンダム」のリメイクを3作品劇場で観ましたが、自分の感想はかなり疑問の残る作品と感じました。
TV話数もかなり多く、3作品でまとめるのは難しいのは分かりますが、せめて絵だけでも統一してほしかった。折角大画面で観るのにこれは・・・って感じです。
1・2作目迄は「全部描き直すのは大変だしな・・・」なんて思ってましたが、最後までそんな感じで・・・制作自体に疑問を感じました。
制作されている方々は、そんな気は無いのでしょうが、なんか「ストック映像で一儲け」に感じられて残念です。
これが、¥1800では無く安ければ、「総集編+書き下ろし特別映像」的感覚で観れたんでしょうけど・・・
そんな事があったので、「エヴァ」のリメイクがかなり心配でした。
しかし前作「序」を観てみて、そんな心配は無用な作品作りに関心しました。
逆に「Zガンダム」はなんなの?って気持ちがより大きくなりましたが・・・
作品の印象って、ライブ感と言うか、制作している側のその時のパワーと、観ている側がシンクロして、その時の印象を根強く記憶すると思います。
気に入った作品であれば有る程、時間が経つにつれて更に増幅されていきます。
その増幅された印象に負けない作品を作るのは、かなりのクオリティーを要求されますが、色々意見は有ると思いますが、「エヴァ」は大きくクリアしたのではないかと思います。(ちょっと偉そうですみません・・・(^^;)
最近のアニメの映像は、私の好み的にはあまり好きでは有りません。(全てでは有りませんが・・・)
昭和の人間で、セルアニメ(Wiki)で育っている為か上手く表現出来ませんが、絵が軽いと言う印象を受けます。色の表現もセルアニメに比べて断然上がっているのですが、逆に落ちてると感じる事が多いです。
解像度も上がり、絵の中に入れれる情報も格段に多くなっていますが、全てが同一線上に見えて逆に情報が受け取れず印象に残らないとも感じます。
セルアニメ時代の絵をそのまま今の解像度に当てはめて、絵の線も細くなってしまい絵の迫力も無くなっている気がします。
静止画としてみれば、綺麗に描けていて良いのですが、動画になった場合そうは見えなく感じます。
たまにジャギー(Wiki)が見える作品があり、かなりがっかりします。
あまりCGよりになると、ゲーム画像を観ているのと何ら変わらず、私自身はアニメを観ている(アニメに限りませんが・・・)感覚から遠ざかって少しさめてしまいます。
もちろんCGにも良い部分はあり、制作側からすると手で絵を描いているのとは違い、修正・変更が比較的容易であり、360°どんな角度でも描画可能で、一度モデリングしてしまえば、どんな時でも使い回せコスト面でも多いに役立ちます。
更に、一昔前のトゥーンレンダリング(セルシェーディング)(Wiki)の精度もかなり上がったので、1枚・1枚描かなくてもそれっぽく見える様になりました。
簡易的にレンダリングし、映像のイメージ作りにも役立ち、作ってからなんか違うな・・・なんて事も少なくなります。
手で描く事が困難な映像や、迫力の有る映像・リアル(フェイク)な映像を作り出すにはかなり有効的です。
制作費の面から考えても、今やCGは切っても切りはなせない物になっています。
しかし、CGは良くも悪くも日々進化し変化しています。がゆえに、少し前のCG映像作品を観ると、その当時の印象から良くて現状維持、さもなければ・・・
その反面、人の手で作ったものは、印象が維持もしくは上がる場合が多い様に感じます。
特撮などは、子供の頃の印象で今観ると「うわ〜」って場合も有りますが、それでも手作り感が良かったりもします。
なにより私的には、アニメーションってパース(遠近法)(Wiki)が多少変でも、迫力や格好良さが大事だと思います。
3Dのレンダリングでは、正確な透視投影が可能なので、絵的な破綻は生まれませんが、面白みに欠け、気を使って制作しないと、絵(テクスチャ)が違うだけで結局どれもあまり変わらないと言う印象になりがちです。
「エヴァ」の話から大分外れている様な感じですが、新劇場版は勿論CG(3Dも含め)が使われています。
しかし、今の映像作品で有りながら、3DCGが有効的に見えるシーンでの使用であったり、絵の雰囲気がセルアニメの雰囲気が残る映像に感じます。
パンフレットなどの静止画では、CG感が強く見えますが、動いている映像では違う印象に観えたりします。
私自身の映像感に合う、昭和な方々が数多く制作されているのでこの様な印象を受けるのかも知れませんが・・・(^^;
ただ、CG(特に3DCG)に特化して行くアニメーションに対して、私自身は疑問な点が多いです。
しかし、物作りは模索して行く事が更に進化して行く事になると思うので、この様な事の先に又違う物が生み出されるのだとも思います。
とま〜色々ウンチク語りましたが、
面白い物は面白い!
うまいもんはうまい!」ちょっと違う・・・(^^;
なので、
お勧めです!