2009年9月3日木曜日

Mac OS X Snow Leopard購入【後編】

前回に引き続きMac OS X Snow Leopard【後編】です。
今回は、Snow Leopardで試してみたアプリについてお届けします。
ハードウェアのスペックは以下の通りです。

MacBook Pro (MB470J/A)
CPU:Intel Core 2 Duo 2.4GHz
メモリ:2GB



Safari 4
このアプリの違いはかなり体感出来ました。
Leopardで使用していたSafariはVer4.0.3でした。
Safari起動時にappleのHPを表示する様にしているのですが、Leopardでハードウェア起動からSafari初回起動時では、表示し始めてから表示完了までだいたい20秒弱かかります。
しかし、Snow Leopardでは5秒強です。
全然違います。
最初表示した時、思わず
はやっ
と声にしてしまった位です。
さすが64ビット化をアピールしているだけの事はあります。
と言う事は、同じネット環境でOSやアプリだけの違いでここ迄表示速度が違うと言う事は、通信速度によるボトルネックと言うよりも、アプリケーションのボトルネックだと言う事が言えると思います。
通信速度が早いにこした事は有りませんが、アメリカの一般的な通信速度は、日本の一般的な通信速度よりかなり遅いと言う話があります。
これまで、通信速度によるボトルネックが取りざたされていた感が有りますが、64ビット時代の到来で、アプリやOSのボトルネックが取りざたされる様な気がしますね。

Finder
こちらも、凄くと迄は行かないですがスピードの違いが体感出来ます。
一番の違いは、フォルダの内容を表示する時のサクサク感です。
Leopardでは、フォルダ選択後ちょっと待って表示と言う感じでしたが、Snow Leopardでは、フォルダ選択・パッって感じで表示されます。
フォルダの内容が多かったりすると勿論表示される迄ちょっと間がありますが、以前に比べるとほぼストレス無く表示されます。
特に、アプリケーションフォルダの表示はかなり違うと感じました。
Leopardではしばら〜く待って表示されていましたが、Snow Leopardの場合は、Leopardのキャッシュが効いていないフォルダを表示する時位の感じで表示されていました。
フォルダの閲覧が多い人には、かなりのストレス軽減になるのではと思います。

QuickTime X
このアプリは、ムービーを再生してみただけなのでスピード的な違い等は分かりませんでした。
しかし、ムービー再生時であきらかに違うのが、ウィンドウです。
以前のバージョンでは、ムービーの下に再生位置を示すメーターと、その下に再生等のボタンがズラリと並んでいて、枠の中でムービーが再生されているという感じでした。
今回のQuickTime Xでは、ムービーを囲んでいた枠が無くなり、純粋にムービーが再生される様になりました。
ムービーがあたかもシールの様に張り付いて見える為、とても画面と一体感が有り、尚かつムービーが綺麗に見えます。
再生等のコントロールパネルは、ムービーにマウスカーソルを移動させると画面内に半透明なコントロールパネルが表示されます。
この辺は、標準で付いているDVDプレーヤーのフルスクリーン時の挙動と同じです。

Parallels 4.0
これは、気のせいかアプリの起動が速くなった様な気がしました。
アプリが32ビットなのであまり関係無い様な気がしますが、OSが早くなった事による恩恵を受ける部分が有るのかも知れません。
Windows自体の起動の長さは今まで通りですが・・・(^^;
Windows XPを起動してみましたが、特に問題なく起動していました。
細かく使えば何か有るかも知れませんが、取りあえず問題なさそうです。

Word
文章を表示してみただけですが、何も変わった感じは有りませんでした。
アプリ自体が32ビットで、64ビットにカスタマイズされている訳ではないので。
ただ、OSが64ビットなので、32ビットアプリがエミュレートしていて遅いと言う様な感じは受けなかったので、今まで通り使えるのかな〜って感じです。

ディスクトップ
壁紙の種類が結構増えています。
特に、アートと言うカテゴリが増えており、葛飾北斎の富嶽三十六景などの名画が壁紙として標準であります。
どれも綺麗&カッコイイ物ばかりなので、とても実用的だと思います。

以上軽く使ってみた感想です。
見た目はそんな極端に変わっていませんが、実用レベルでかなりブラッシュアップされていると感じました。
OSのデザイン的には、Leopardがかなり良く出来ていると思うので(ここ迄Mac OSを使ったのは初めてですが・・・(^^;)、今回の大幅な64ビット化などで、実用レベルの効果がアップする事により、今後更に使い勝手の良いOSになって行くのではないかと感じました。

ただ、僕自身は、Norton対応後かな〜(T T
細かい部分は、実際使ってみてからまた書きたいと思います。

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