前回のおためし編に続きまして、付属されているアプリケーションを使ってみた感想などをお届けします。
PMBに登録した写真を地図で見る
付属のアプリケーションと、おおまかな機能は以下の通りです。
SONY:
・PMB(Picture Motion Browser)
・カレンダー機能で写真を管理出来る。
・写真の編集。
・写真の位置情報で地図上に写真を表示。
・GPSログで地図上にルート表示。
・Google Earthでルート表示する為のkmlファイルへの変換。
・地図表示にはインターネット接続が必要。
など・・・
・GPS Image Tracker
・GPS-CS3Kが記録したGPSログをパソコン側へ取り込み。
・GPSログを地図上にルート表示。
・デジカメで撮影した写真とGPSログをマッチングさせて、写真に位置情報の書き込み。
・写真の位置情報で地図上に写真を表示。
・地図表示にはインターネット接続が必要。
など・・・
昭文社:
・Super Mapple Digital Ver.9 for Sony
・GPSログを地図上に表示。
・写真の位置情報で地図上に写真表示。
・地図上にテキストなどを書き込んでオリジナルマップの作成。
・インターネットに未接続でも地図表示可能(詳細地図の収録は地域が限定されている)
など・・・
いずれも、Windowsのみ対応です。
SonyさんMac用アプリの開発お願いします!
アプリケーション使用環境:
・Mac Book Pro 15.4インチ 2.4GHz MB470J/A
・Mac OS X 10.5.6
・メモリ2GB
・Boot Camp Ver.2.1
・Windows XP SP3
これからのレビューをお読みいただく前に、まず断わっておかないといけないのは、上記にもありますが、使用しているパソコンがMacだと言う事です。
純粋なWindows機ではなく、Boot CampでWindows XPを起動して使用しています。
ですので、Windows機を使用されている方にはあてはまらない部分が有ると思います。
逆に、Macを使用されている方でGPS-CS3Kの購入を考えておられている。しかし、付属アプリがWindowsのみの対応でお悩みの方には参考になるかもしれません。
まず、位置情報のログを採らない事には、地図でルート表示出来ません。
購入後すぐにicoさんと会いましたので、その時にログを採りました〜
・合成皮革製の鞄の中に、付属のキャリングケースに入れて移動。
・移動手段は車と徒歩。(ほとんど車ですが・・・(^^;)
・場所の条件的には、ひらけた場所や、ビル街、屋内など様々です。
横の写真がGPS Image Trackerを使用して、ルートの一部分を地図上に表示した画面です。(アプリケーションウィンドウの地図部分のみを抜き出しています)
画像を縮小した関係上少し分かりにくいですが、水色のラインがGPSログを使用して表示されたルートです。(写真右上の「谷町九丁目」辺りから南下しているライン)
まず驚いたのは、
精度高さです!
結構道に沿ってラインが引かれてい事に感心させられます。
特に地図辺りの道を知っておられる方はイメージしやすいのでは・・・と思います。
「難波」に行くのになぜこのルート?とかはつっこまないでください(^^;
曲がる所を行き過ぎちゃいまして・・・(TT
写真中央辺りの「難波」で、水色のラインが固まりになっているのが、歩いて移動した箇所です。
その部分を拡大したのが次の写真です。
・・・
なに?このフニャフニャのラインは!
しかも、なぐり書きしたような固まりは・・・
もちろん「どこでもドア」で移動した訳でも、「加速装置」で高速移動したわけでもありません・・・ってあたりまえか(^^;
製品の仕様上、
位置取得が15秒間隔で尚かつ、マニュアルにもありますが+ー10mの誤差は仕様とあるので、線がフニャフニャになるのは仕方ありません。
たどった経路的には、
右下の所から車で北上し、左折後、「アークアカデミー」と書いてある辺りの駐車場に駐車。
そこから徒歩で、なぐり書きした様な所の中心辺りにある喫茶店に移動。
屋内で30分程滞在。
来た道を駐車場へ徒歩で移動。
車を出して、下方向へ南下。
と言う内容です。
ちなみに、今回行った喫茶店は、「今度は大阪市全24区でMatt Dance」でお世話になった、
さんです。
なぐり書きの部分を除けば、結構ビルの谷間的な場所で、行った本人なら十分イメージ出来るルート表示になっているので、十分活用して行ける結果内容だと思います。
しかし、
なぐり書き部分が気になりますね〜
屋内に30分程滞在した間のラインです。
マニュアルにも、屋内はGPS受信が出来ない場所の1つになっており、さらに環境によっては大きな誤差が生じるとも有るので仕方ないんですが・・・
今回の誤差は約+ー7・80mという感じです。
ま〜屋内で使用すると、こんな感じの表示になってしまうと認識は必要ですね。(^^;
と言うのが、
GPS-CS3Kで記録したGPSログをGPS Image Trackerでルート表示した最初の感想でした。
このGPS Image Trackerは、デジカメで撮影した写真と対応する日時のログがあれば、位置情報を書き込んでくれる機能があります。
が・・・
1つ問題があります!
今までのストックされている写真に、位置情報を書き込む機能が見当たりません。
もう1つのSony提供アプリPMBにもその様な機能は見当たりません。(たぶん無い)
ですので、過去の写真を地図上に表示したい場合は、別のアプリケーションが必要になります。
さらに、
MacのBootCampでPMBを使用した場合の注意点があります!
かなりの確立で
不具合が発生します!(僕の環境では)
「マップビュー」を選択すると、
かなりの確率で「マップビュー」のウィンドウが表示された後、横の写真のエラーが発生します。
(エラー後でもPMB 自体は操作可能)
さらに、「写真の表示・編集」を選択すると、
こちらもかなりの確立で横の写真のエラーが発生します。
(このエラー後は、PMB自体が強制終了されます)
Sonyのサポートに電話してみましたが原因不明。
「一度、アンインストール後、再インストールをしてみてください」
との事でした。
ま~元々Windows用のアプリなので、Boot Campでの不具合は仕方ないんですが・・・
Windows機をご使用の方は、全然問題ないと思いますが、
Macをご使用の方は、大きく以下の2点が問題になってくると思います。
・付属アプリが正常に動かない場合が有る。
・ルートや写真を閲覧する為に、Windowsを起動しないといけない。
です。
しかし、
付属アプリを殆ど使用せず、Mac OS側でルート表示・写真表示をする方法はちゃんとあります!
Google EarthとGoogle Maps
の使用です!
長くなりましたので今回はここまでです。
次回は、付属アプリを殆ど使用せずに、Google EarthやGoogle Mapsで表示する迄をお送りします。
ご期待ください!
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